クリニック・診療所を開業する場合会社設立と同様、様々な検討事項があります。

未使用の土地があるからと安易にそこで開業してしまうと失敗することも多いでしょう。

理念の無い開業はやめた方がいい

開業するにあたり、一番大切なのが『なぜ開業するのか』、『何を目指すのか』などの先生の理念が

明確でなければいけません。漠然とした考えの中で開業してしまっては失敗することも多いでしょう。

家族の理解はありますか?

身近な家族の理解が得られないようでは、事業に対する意欲が疑われても仕方がありません。

信頼できる協力者としての家族は、困難を乗り越えていくときの支えになってくれます。

開業形態はどうするべきか?

以前のクリニック・診療所は土地付き戸建に軽装備が当たり前の時代でしたが、医療制度・経済情勢・

診療報酬体系の変化もあり、テナントやビルの一室に重装備(CT,MRI,4Dなど)を形態も様々です。

どんな診療をするのか?標榜科の表記は?

医療法の改正により標榜科の表記方法の見直しがされました。厚生労働大臣の許可を得た診療科名

をもとに今までより具体的に表記することができます。実際には保健所が認めれば決まりきった表記で

なくても良いようです。

開業地の選定、診療圏分析は?

今でも良い土地があればすぐにでも開業を考えられている医師の方も多いと思います。しかし仕事を

しながら土地を探すことは大変難しいことです。良い土地ほど先に決まっていってしまうものです。

又、良い土地とは何でしょうか?診療科目により異なりますが、その町にどのような方々が住んでおり、

どれくらいの集客が見込めるのかを見極めなくてはなりません。

人口動態の把握、見込患者数の割り出し、競合医療機関の把握が必要です。

競合医療機関に対する強みは?

自院と競合医療機関の強みと弱みを事前に調査し、検討も必要でしょう。

これにより上記開業地の選定や診療圏分析にも影響が出るでしょう。

損益予想、資金繰り予想は?

最終的に上記のような様々な分析を行ったあと、損益計画、資金繰り計画を考える必要があります。

開業してみたら赤字だったでは後戻りはできません。開業するメリットがどれくらいあるのかよく検討する

必要があります。