株式会社を設立するまでの流れ
まず初めに決めておくこと
会社の目的と計画を明確に
会社経営の目的=経営理念を明確したら、現状分析をし、目標を達成できるような計画を立てます。
次に、その会社を5年~7年後どのようにしたいのか、長期計画を立てます。
長期計画ができれば、3年後の中期計画を立て、1年後の短期計画を立てます。
自分なりに計画表を作ってみましょう。 イメージではなく文章にしてみてください。
独立うを考えている人は、会社に迷惑がかからぬよう、早めの退職を会社に相談してください。
開業資金を考えよう
まずは、「開業資金」と「運転資金」です。
開業資金は、会社=お店 をオープンするまでのお金です。
会社を設立する費用はもちろん、お店の賃貸初期費用、オープンチラシ、事務用品や機械、文具、名刺、電話、FAX、看板、商品仕入れ代金・・・など。
運転資金は、仕入れや人件費、外注費などがあります。
飲食店のような、現金商売でない限り、商品を売った代金の回収サイト(回収までの日数)と、その商品を仕入れる支払サイト(支払までの日数)を計算してください。
そして、その資金の流れを表にし、文書化してください。
株式会社設立までのフロー
株式会社の設立を決意したなら(約1ヶ月かかります)
- 会社名(商号)を決める
法務局で同じような会社名(類似商号)がないか調査する - 事業目的を決める
- 会社の本店所在地を決める
- 株主(出資者)を決める
- 発起人決める
- その他・・・事業年度などを決める
会社設立登記への行動
- 印鑑を作成する。 ・・・ 代表社印、銀行印、社印など
- 印鑑証明を取得する。 ・・・ 後必要となります
- 定款を作成する。
- 公証人役場で定款の認証をする。
- 資本金を払い込む。
- 会社設立のための書類を作成する。 ・・・ (取締役、監査役)をきめ、発起人決定書、就任承諾書等)
- 法務局で会社設立登記を行う
これで、会社が誕生します。
設立後の流れ
- 税務署・県税事務所・市役所・労働基準監督署・社会保険事務所等に届け出を出します。
- 従業員を雇った場合、社会保険事務所、ハローワークに届け出を出します。
- 定款に定められた事業年度の終了日から2ヶ月以内に、税務署、県税事務所、市役所等に申告書を提出します。
- 定時株主総会を開催するため定款に定められた日までに、召集通知を発し、株主総会を開催します。
- 取締役会を開催するため定款に定められた日までに、召集通知を発し、株主総会を開催します。
- 定款に定められた役員の任期がきたら役員変更登記を行う